登場人物



仁科 晶穂(にしな あきほ)


小説『濃紺の明け方』で新人賞を取ったきり、鳴かず飛ばずの崖っぷち小説家。
現在は女性向けファッション誌で中身ペラペラの恋愛小説を書いている。



東 有理(あずま ゆうり)


人気のシンガーソングライター。
晶穂に「並木夏海を殺したのは自分だ」という手紙を送る。
『君と眠る街』のリリースを最後に芸能界引退を決めている。



並木 夏海(なみき なつみ)


晶穂とは同世代の作家であり、それなりに交流があった。
有理の親友だったが、ある日謎の死を遂げる。
『彼女が星になる前に』は映像化もされている夏海の代表作。



行原 楓(ゆきはら かえで)


晶穂の担当の編集者。
晶穂からは行原女史と呼ばれている。
夏海の担当とは同期。