遠く自由へ 窮屈そうに笑う君を飛ばしてあげたくて 振り上げたこぶしは何かを壊すことだけを続けてる 思うまま行きたくてもがく君の背中を 眩しいと思いながらもずっと見つめていたかった もしも もっと自由な世界なら 人々の悲しみも喜びも 曲がることなく伝わるはずなのに それを失った世界だから その目が その手が 私をまだ呼ぶなら 暗い鉄の檻を抜け出して行く どんな茨の道でも その手で その声で 自由を切り開いて行く 魂を叫ぶ音を聴いたなら 遠く ただ遠くへ飛んで行け 裸足で この足で 私が走る道は 自由を奪う棘を持った蔓の棲まう 深い深い森 あなたが望んだ希望は遥か彼方 何ものにも縛られずにただ鳴らす あなたの魂を その目を その手を 誰かがまだ呼ぶなら 魂を叫ぶ音を歌えばいい 遠く もっと遠くへ飛ばすように |