『私の愛したカンパネラ The 2nd movement』あとがき

文学フリマ東京40の新刊だった『私の愛したカンパネラ The 2nd movement』は、2022年の文学フリマ東京で発行した『私の愛したカンパネラ』の続編です。初めて出店した文学フリマで発行した作品の続きを書くことになるとは思いませんでした。コピー本では何度か、ヨントリーホールを埋めるような人気デュオになっている二人を書いていますが、その間の二人のエピソードを書きたくなり、続編を書くことに決めました。

2022年に前作を発行してから約3年の間に、私自身も当時よりずっとクラシック音楽に触れる生活をしてきました。私は3歳からピアノを弾いてはいましたが、外でしっかり習ったことがなく、2022年の秋にクラシックピアノを習い始めました。クラシックコンサートにも月に一度は足を運び(特にピアニストのリサイタル)、Apple Music Classicsで日常的にクラシック音楽を聴くようにもなっています。ウェブで『私の愛したカンパネラ』を連載し始めた頃には、まだ行ったことのなかった音楽ホールにも実際足を運び、はすみと春輝が立つ舞台を想像もしました。

3年ぶりに瀬名・城コンビを書いたということで、裏話などを書いて行こうと思います。ネタバレも踏むまれるため、未読の方はご注意ください。

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2025.5.11 文学フリマ東京40

二度目のビッグサイトでの開催となりました、文学フリマ東京。今回も七つ森舎の津森七さんと隣接させていただきました。私は東京と大阪・京都しか参加していないので、いずれに参加しても「お久しぶりです!」となります。東京は年に二回開催されるので、皆さん半年ぶりでした。皆さんのお元気そうな顔が見られて何よりでした。

今回は開催前からいろいろあったので、そこから振り返って行こうと思います。

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2025.1.19 文学フリマ京都9

3回目の文学フリマ京都へのサークル参加でした。…もう3回かあ…!!初めて京都の会場に入った時のわくわく感は今でも覚えています。3回目の今回も、どんな本や人に出会えるか、どきどきしながら会場入りしました。関西でしか会えない作者さんたちに会えるのも毎回楽しみの一つです。さて、当サークル『未明の藍』は、9月の大阪に引き続き、『PRIMAVERA LABEL』の花野木あやさんと隣接させてもらいました。

それでは、続きから今回の文学フリマを振り返って行こうと思います。

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2024年振り返り

今年も大変お世話になりました。細々とブログに思い出を綴ってはいなかったのですが、楽しいこともたくさんあった一年なので、1月から簡単に今年を振り返ってみようと思います。

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