2024.1.14 文学フリマ京都8

二度目の文学フリマ京都でした。今回もお馴染み(と勝手に思っている…!)、『PRIMAVERA LABEL』の花野木あやさん、『ブルウメロウ』の水純みをさんと隣接させていただきました。お二人と会えるのは文フリの時くらいなので、久し振りに会えるのも楽しみの一つです!

今回の配置、入り口と宅配搬出口の間だったため、とにかく風が通り抜けて寒い寒い…。酔い止めで眠気が激しいこともあって、もう、全然エンジンがかかりませんでした。コートにくるまってガタガタ震えながらスペースから動くことができず、お買い物も億劫になってしまったのが悔やまれます。前回の京都がそんなに寒くなかったので、完全に油断しておりました。回りたかったブースを全然回れず…!悲しい…!

さて、今回の新刊は『新都市第Ⅲ区 Prelude』です。ずっとサイトで連載をしたいと思っている新都市第Ⅲ区の前日譚です。架空近未来日本の音楽家たちの話です。この話、架空のいろんな制度が絡むので、その制度を詰め始めたらなかなか本編を書き進めることができず、はたまた行き詰まったりと、もしかしたら出なかったかも知れない新刊です。作中には実在した巨匠ピアニストの名前や、『私の愛したカンパネラ』の瀬名はすみの名前もちらっと出て来ます。新都市区のモデルは私も時々買い物に訪れる街で、マンションから商業施設まできゅっとまとまった地域です。ちゃんと本編を書き始められますように…!

設営も毎回悩みますね。まず布が短いのでどうにかしろという話なのですが…。毎回新しい本を作っていると、こう、置き場所がなくなってきます。そろそろあの紙製本棚とかポスタースタンドが要りそうです。値札も地味に場所を取るので悩んでいたのですが、あやちゃんに相談したところ(いつもお世話になってます…!)、フォト用紙が綺麗に印刷できると…!これまでの値札だとあらすじ部分も小さくて、情報を入れ込むことが難しかったのですが、フォト用紙だと十分にあらすじも値段・ページ数も入れることができます。そして何よりきれい…!角を丸くカットするパンチ(?)を教えてくれたのもあやちゃんです。おんぶに抱っこです。このひと手間で随分変わります。

今回も、初めましての方や久々にお会いする方に声を掛けてもらえて嬉しかったです。いつも東京で会っている方に京都でご挨拶をしたり…不思議…!知り合いの方には東京バナナを配って歩きました。こういう準備をいつも後回しにするので、個別に包装せずに箱から取り出して失礼いたしました…。お手紙を下さった方もいて、めちゃくちゃ嬉しかったです…!私も次回はお手紙書いて渡したい…!

そして今回も前乗りで関西に入っていたのですが、文フリ前日にあやちゃんとお茶をしてきました。苺のアフタヌーンティーでリッチな昼下がりを過ごしました。あやちゃんの行ったクラシックコンサートやお勧めの曲の話を聞いたり、私もお勧めのピアノ曲の話をしたり…音楽の話楽しい…!いつかコンサートも一緒に行けると嬉しいです。

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